昨年11月30日をもって、従来までの64件の酒販店との取引を一旦解消し、12月から全国でたった14件の酒販店との新規取引を開始した花の香酒造。その新ブランドである「産土」はリリースから爆発的な人気を見せ、弊社ショップに県外から多数のお客様が来店されました。その「産土」が誕生した背景、そして花の香酒造の今後の取り組みを学ぶために弊社社員3名で蔵元に研修に行かせていただきました。
産土」は日本の古語であり、産まれた土地、土地の神々を意味します。そこに新たな生命科学から農業、醸造技術、森羅万象への祈りの心が融合した解釈を加えた思想を、蔵元が酒造りのヴィジョンとして掲げています。当主の神田さんからそのヴィジョンに対する熱い思いを聞き、生き方そのものを考えさせられました。
全ての生き物と共存し、菌と微生物を導き、大自然の恩恵で醸される産土。
研修で学んだ産土の哲学を多くの方々に伝え、産土を一人でも多くのお客様に味わっていただきたい、と強く思った研修でした。
菊池川流域の素晴らしい未来へ共に進む仲間という想いから名付けられた在来馬『菊之進』