フランス生まれのクックウェアであるストウブ。密封性が高い鍋容器として有名ですが、カラフルな色調も多くの支持を得ている理由ですよね!寒い冬は特にストウブが大活躍する季節ゆえ、今月はこの「ストウブを使用して調理するお料理」にフォーカスを当ててみます。今回は高品質なスパークリング、日本産白ワイン、オレンジワイン、そして新鋭ワイナリーの赤ワインをご用意させて頂きました。
1.ミレジマート アルタ・ランガ パ・ドセ 2020 コントラット スパークリングワイン
世界で最も法定熟成期間が長く設定されているスパークリングが、この北部イタリア産のアルタ・ランガ。イタリア国内の高級レストランでの定番とも言えるでしょう。すりおろしたリンゴやドライなレモン・ピールを基調した、存分なる複雑性を見せるこの1本には自家製の「フライドポテト」でちょっとしたブランチを楽しんでみて下さい。
2.シャルドネ 2021 信州たかやまワイナリー 白ワイン
長野県北部、北信エリア右岸の標高の高い産地となる高山村。そこに位置するいくつかの畑をブレンドしてこの妖艶さを見せる素晴らしいシャルドネ種が醸されて来ます。夏ミカンやネーブル・オレンジ、沈丁花やヨード香を有した複雑性のあるこの1本で、「旬の白身魚(タラ等)のポシェ(茹で煮)」で美味しい食卓を演出しましょう。
3.ジョージアン・サン ムツヴァネ 2020 ヴァジスバニ・エステート オレンジワイン
ワイン発祥国ジョージア東部のカヘティ地方において、この品種におけるグラン・クリュと称されるヴァジスバニ地区。熟度の高い高品質ブドウから、凝縮感あふれるこのオレンジワインが歴史的なる甕容器(クヴェヴリ)で醸されてきます。ユネスコ世界遺産にも認定されたこの伝統製法の1本を「鶏ももとカリフラワーのブレゼ(蒸し煮)」とお試し下さい。
4.サマニエゴ 2018 ボデガ・ビデオナ 赤ワイン
世界的に大きな注目を集めているスペインの銘醸地「リオハ」。そのトレンディー産地「アラヴェサ」で村ごとの香味の表現を追求した気鋭のワイナリーの1本が新入荷となりました。ブラックチェリーや中国茶のようなエキゾティックな香りを見せるこの名品には、「子羊と豆の煮込み」をお楽しみ下さい。